2009年12月03日
83日目 鳥取 「ゲゲゲなまちおこし」
日本一周83日目
天気 晴れ/雨
鳥取県2日目。
画像多いです
境港市
カニとかマグロとか、漁業の盛んな町です
こちら、日本のまちおこし事例のなかでも
大きな成功事例として取り上げれられています
ゲゲゲの鬼太郎でまちおこし
水木しげるロード
全国的にもとても有名!
今では年間150万人以上もの観光客が訪れる
鳥取県、そして中国地方を代表する観光地へと急成長しました
15年前ぐらいから本格的に鬼太郎でまちおこしがスタート
その後
メディアで取り上げられたり
ブロンズ像の増産など、ハード面の充実を図ったり
様々な楽しいイベントや企画が実施されたりして
妖怪関連の映画の大ヒット等が影響し
どんどん人が集まる町へと生まれ変わりました
20年前ぐらいには一時期
シャッター通りと呼ばれるような活気のない商店街であったところが
今では新規出店企業が商店街の半分ぐらいの割合を占める
とても活気のある商店街へと変遷しました
こんなすごい事例の調査はわくわくします
はたしてどんな裏話が聞けることやら・・・

商店街の8割ぐらいの店舗で
何かしらの鬼太郎グッズを売っていました
やはりお土産屋を本業としているお店が圧倒的に多かったです!
野々村さんという、水木しげるロード構想に初期段階から関わっている方に
お話を詳しくお伺いしました
すると、今は困った状況になりつつあるとお話されました
なぜなら
鬼太郎に関するイベント企画について、まとまりが薄いからです
もちろん
様々な面白いイベントが今もたくさんありますが
その企画がすべて同じ会議で話し合われて決定されているものではなく
様々(3つほど)の組織が個々に「まちおこし企画」を実施しているのです
じゃあもっと仲良くやってけばいいじゃん!
と思いますが
「自分が目立ちたい!」って思いが強いのか
勝手に一人歩きをしだしたところが出てきてしまったのです
たしかに
ひとつのまとまりがあったほうが
一本の大きな理念に沿った企画を打ち出すことができ
地域の将来を見据えた、戦略的まちおこしができるでしょう
しかしこういう捉え方もあります
各々が企画を打ち出すことにより
競争原理が働き、より面白い、独創的なイベントを考え出すことができるのではないでしょうか
それがお客様の満足へつながる場合だってあると思います
ものごとの「良い」「悪い」ははっきり決め付けることはできないな

と感じました
この今の状況がはたしてどう影響するのでしょうか?
境港へ行ったら、必ず野々村さんと話してみてください。
とってもいいお話が聞けます!

なんてったって、あの福山雅治とも友達ですし^^
100万人観光客に来てもらうことを考えるよりも、
1万人の観光客に「また来たい」と思ってもらえるよう考えるほうが重要なことだ
「ただいま!」って訪れる商店街を目指す
人の心に感動を与えるためには、いくらお金を費やしたかなんて関係ない
いろいろ勉強になりました
すごく優しくて熱心なおじさんですよ♪
フィギュアを手作りで製作・販売しており、人気です
出費
交通費 2170円
食費 410円
ネットカフェ 1400円
調査費 1020円 計 5000円
名刺渡した数・・・3枚
累計 184枚